診療のご案内
2023年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが5類感染症になりました。
詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。
>厚生労働省ホームページ『新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について』
新型コロナウイルス感染症の治療(抗ウイルス)薬の窓口負担について
新型コロナウイルス感染症の治療(抗ウイルス)薬は、令和5年10月から窓口での自己負担金が生じます。
1割負担の方:3,000円、2割負担の方:6,000円、3割負担の方:9,000円です。
(当院は院外処方箋を発行しておりますので、薬局での負担金が増加します)
抗ウイルス薬の効果について
ゾコーバ(エンシトレルビル)
1)重症化リスクがなく軽症で発症から3日以内の方は、ゾコーバ(エンシトレルビル)が推奨です。
上記感冒症状が1日短縮すると言われています。それだけでなく、プラセボと比較してウイルス量の減少が早いことから、後のコロナ後遺症の軽減が期待されています。
パキロビッドパック(ニルマトレビル/リトナビル)
2)軽症ですが、重症化のリスクのある方は、発症5日内であればパキロビッドパック(ニルマトレビル/リトナビル)が推奨です
5日以内に投与した場合は28日以内の入院または死亡が88%減少することが示されています
ラゲブリオ(モルヌピラビル)
3)その他、併用薬との兼ね合いでパキロビッドパックの内服ができない場合は、ラゲブリオ(モルヌピラビル)を推奨しています。
以上、費用と効果をご理解の上、治療していただくことをおすすめします